仕入れるべき商品の見分け方

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どんな商品を転売するのか?」でもご紹介しましたが、
転売ビジネスで取り扱う商品は、下記の条件に当てはまるものです。

・Amazonで販売されている(されていた)商品
・売れると利益の出る商品
・売れる商品

上記の条件をすべて満たす商品を仕入れて転売していけば、
利益を得られる可能性はグンと上がり、赤字になる可能性を
グンと下げることができます。

つまり、この3点を満たす商品が仕入れるべき商品です。

このコンテンツでは、「仕入れるべき商品なのかを見分ける方法」を
ご紹介していきます。

商品を仕入れる際に毎回確認をすることになりますので、
熟読して確認方法をマスターしてください。

ステップ1
Amazonで販売されている商品なのかを確認する。

Amazonで販売されている商品なのかは、Amazonで確認します。

その1:Amazonへアクセスしてください。

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赤枠部分に商品を特定できる情報を入力して検索します。

商品を特定できる情報とは、下記の様なもの。
・商品名
・型番
・ISBN

その2:検索結果画面から同一商品を探す。

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商品名や画像などから同一商品を探してください。
見つかったら詳細ページにアクセスします。

その3:同一商品であることを確認する。

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画像、商品名、メーカーなどから同一商品であることを確認します。
商品の仕様はページ中部に記載されています。

以上で、確認は完了です。

もしも、検索結果で同一商品が見つからなかった場合は、
その商品がAmazonで販売されていない可能性が高いです。

この時点で仕入れ候補から除外されます。

ステップ2
売れると利益の出る商品なのかを確認する。

その商品を転売すると利益が出るのかは、
下記の式で算出することができます。

利益=販売価格-仕入れ値-必要経費(手数料+梱包費+送料)

仕入れ値に関しましては、店舗であれば値札、
ネットショップであれば提示されている金額を
参照してください。

販売価格と必要経費(Amazonの販売手数料・梱包費・送料)
の算出方法は個別に解説していきます。

利益が出る商品品であるのかは、下記の手順で確認することができます。

その1:どの程度の価格で売れるのかを確認する。

利益が出るか確認するためには、その商品がAmazonで
どの程度の価格で販売されているのかを確認する必要があります。

ここでは実際に販売する価格を決める必要はありません。
この程度で売れるという価格を取得すれば良いのです。

基本的には、同一コンディションの最安価格を基準価格とします。
「ほぼ新品」の商品を売る場合は、「ほぼ新品」の最安価格が基準となります。

FBAを利用している場合は、FBAを利用している同一コンディション
の最安値を基準とします。

最安値でなくもう少し高く売れると思うかもしれませんが、
仕入れの段階では、最安値を基準値としましょう。

最安値でも十分に利益の出る商品でなければ、
価格競争などで値崩れが起きたとき、すぐに
赤字になってしまいます。

価格設定の詳しい解説は、下記のコンテンツを参照してください。
価格設定の秘訣

その2:Amamzonの販売手数料を算出する。

販売に必要となる各種手数料を計算します。

計算式をここで紹介しても良いのですが、Amazonで提供されている
サービスを利用すれば、販売価格を入力するだけで手数料を算出する
ことができます。

手数料の算出はこちらのサービスを利用して
算出するようにしましょう。

利用するのは、下記のサイトです。
FBA料金シミュレーター(ベータ)

上記のサイトを利用して手数料を計算する方法は、
下記のコンテンツを参照してください。
Amazonの手数料を計算する方法

その3:梱包費を算出する。

梱包費は、その商品に必要な金額を正確に算出することは困難です。
下記の様な大雑把な数値で構いません。

書籍やディスク系の小型商品であれば100円程度。
おもちゃなどの中型商品であれば200~300円程度。
家電製品などの大型商品であれば500円~程度。

この数値は、100円ショップで梱包費を購入した時の金額です。
業務用の資材を購入すれば、商品単位の梱包費はもっと抑えられると思います。

封筒や段ボールなどの購入費用は別途必要になります。
その商品に最も適したサイズの封筒なり段ボールの金額を算出してください。

梱包費は実際より少し多めに見積もっておきましょう。
少ないよりは多く見積もっていた方が良いです。

少し多めに見積もっておけば、赤字になる可能性は低くなります。

転売ビジネスを実践していけば、
「この商品だったら梱包費は○○円程度だな」と
即断できるようになります。

その4:送料を算出する。

Amazonで商品を転売する場合、自己発送とFBAのどちらでも
送料が必要になります。

自己発送=お客様に商品を届けるときの送料。
FBA=FBAの倉庫に納品するときの送料。

送料は商品の大きさや重さで算出することができます。

下記のコンテンツを参考にして算出してください。
その商品に最も適した発送方法を選択する方法

送料も転売の経験を積んでいけば、
「この商品だったらあの発送方法だから○○円程度だな」と
即断できるようになります。

その5:利益の出る商品なのか確認する。

ここまでの作業で下記の数値が算出できました。

・仕入れ値
・販売価格
・Amazonの手数料
・梱包費
・送料

下記の計算式に当てはめて、利益の出る用品なのかを確認してみましょう。
利益=販売価格-仕入れ値-必要経費(手数料+梱包費+送料)

ここで利益が出ない商品は、仕入れ候補から除外されます。
別商品のリサーチに進んでください。

ただ、利益が出ていれば何でも仕入れれば良いと言うものでもありません。

Amazonの販売価格は常に変動しますので、
小さな利益の商品を仕入れても値崩れが起こると
すぐに赤字になってしまいます。

ある程度の利益率のある商品だけを仕入れるようにしましょう。

私の場合は、下記の利益率以下の商品は仕入れないようにしていました。

3000円未満=50%以上
3000円以上=30%以上

ただ、上記の数値が絶対というわけではありません。

商品の仕入れ値や過去の売れ行きなどを考慮して
商品単位で最低利益率を決めていました。

この部分は口で説明しにくいので、実際に転売経験を積み、
感覚を掴んでいただくしかありません。

利益のしっかりと得られる商品であることが確認できたら、
続いて「Amazonで売れる商品なのか」を確認していきます。

ステップ3
売れる商品なのかを確認する。

Amazonでその商品が売れるのかは、過去のAmazonランキングの動向を
見ることである程度判断することができます。

Amazonランキングとは、商品ページの中部に表示されています。
下記画像の赤枠部分ですね。

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Amazonで商品が売れると、ランキングが上昇する仕組みになっています。
つまり、ランキングが高い商品は最近売れたというわけです。

逆に売れないと、ランキングは徐々に下がっていきます。

ただ、現在のランキングだけで売れるかどうかを判断することはできません。
たまたま売れて、ランキングが高くなっている可能性もあるからです。

注目するべきなのは、過去の平均ランキングです。

過去のランキングが平均的に高い商品であれば、
定期的に売れているわけですから、

=売れる商品であると判断しても問題はありません。

ただ、Amazonでは現在のランキングを見ることはできても、
過去のランキングを見ることはできません。

そこで、過去のランキングに関しましては無料で利用できる
Amashow」というサイトで確認することになります。

Amashowを使って「売れる商品なのか」を確認する方法は、
下記のコンテンツを参照してください。

Amashowを使って売れる商品なのかを判断する方法

まとめ

これまでに解説した3ステップで仕入れるべき商品なのかを
判断することができます。

・Amazonで販売されている(されていた)商品である。
・売れたときに利益の出る商品である。
・Amazonで売れる商品である。

以上の3点にヒットした商品こそ、転売ビジネスにおける
仕入れるべき商品です。

ここをしっかりと守っていかなければ、
転売ビジネスで成功することは難しいでしょう。

これまでの説明を読んで、大変そうかと思われたかもしれませんが、
実際に経験を積んでいけば1商品1分程度で判断できるようになります。

躊躇する前にまずは実践してみてください。

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