大切な商品を傷つけない梱包の仕方

 

ご購入いただいた商品をお客様のお手元まで無事に届けるのは売り手の義務です。
商品を発送する時は商品をしっかりと梱包しなければいけません。

今回は大切な商品を傷つけないための梱包方法をご紹介いたします。

梱包の基本

梱包の基本は、防水対策＋衝撃対策です。
・防水対策＝配送中の雨から商品を守る。
・衝撃対策＝配送中の衝撃から商品を守る。

防水対策は、クリスタルパックなどで商品を覆うことでできます。

衝撃対策は、クリスタルパックで防水対策を施した商品を
エアクッション（プチプチ）で覆うことでできます。

運送業者も防水と衝撃に関しては注意してくれますが、
万が一と言うこともあります。

防水対策と衝撃対策は必ず行うようにしてください。

キチンとした梱包をしておけば、お客様にも良い印象を与えることができます。

これら２つの対策をしておけば、お客様のお手元に商品が届くまで
破損する可能性は極めて低くなります。

よく取り扱うジャンルの梱包方法

商品のジャンルごとに梱包方法を解説しているサイトをまとめてみました。
参考にしてください。

書籍の梱包方法

・小学生でもわかる自己発送その２　梱包編
・丁寧な梱包を心がけよう
・本の梱包方法
・コミック全巻セットをゆうメールで送るときに便利な技

ディスク系（CD・DVD）の梱包方法

・CDの梱包
・CDやDVDを無事に届けるための梱包の仕方
・マケプレ等のCD梱包～メール便orゆうメール発送～

段ボールを用いた梱包方法

大きなサイズの商品や貴重な商品、複数の商品を同時に発送する時は、
段ボールで発送することになります。

段ボールで商品を発送する時の梱包方法を解説していきます。

段ボール梱包の基本

基本的な段ボール梱包は会の通りです。

・商品を個別にクリスタル＋エアクッションで梱包する。
・梱包した商品を新品の段ボールの中に納める。
・新聞紙やクッション材を詰めて隙間を埋める。

段ボールの状態に注意する。

段ボールは新品を使うことをお奨めいたしますが、
状態によっては一度使用したものを再利用しても構いません。

その場合は、下記の点に注意して使用する段ボールを選んでください。

・凹みや破れなど大きな破損がない。
・変な匂いがしない。

段ボールを組む時は底が抜けないようにする。

段ボールを組むときは、底が抜けないように強化しておきましょう。

中央の合わせ目、左右端の合わせ目、中央の合わせ目と
クロスさせるように数本のガムテープを張っておけばOKです。

底抜けを防ごうと、ベタベタとガムテープを張るのは止めましょう。
開封の時に大変ですし、無駄にゴミが増えるだけです。

新聞を使うときの注意点

隙間を埋めるために新聞紙を使う場合、スポーツ新聞を
使わないように注意してください。

スポーツ新聞には大人向けの広告が掲載されていますので、
そんな新聞が商品と一緒に出てきたら、購入者の多くは
不快な気分になってしまいます。

特に子供や女性が使うであろう商品の梱包には厳禁です。

スポーツ新聞は使用せず、地方新聞などを使用しましょう。
ちなみに、英字新聞を使うとカッコイイですよ。

隙間はしっかりと埋めなければ商品破損の元となりますが、
新聞紙などを詰めすぎてもいけません。

それは、開封後の処分が大変だからです。

もしも隙間がありすぎて新聞紙などの詰める量が多くなりそうな場合は、
段ボール自体を少し小さいものに変えることをオススメします。

FBAに納品する商品の梱包方法

FBAに商品を納品する場合も、複数の商品を一括で送る場合がほとんどです。
なので、段ボールを使うのですが、FBAの場合は注意が必要です。

FBA納品時は、商品を個別にエアクッションで
保護することは禁止されています。

これはFBAのスタッフが商品を確認する時、
エアクッションが邪魔になるからだと考えられます。

誤ってエアクッションで商品を覆ってしまうと、受け取り不可として
商品が着払いで返送されてしまいます。

送料が無駄になる上、さらに着払いの返送料まで
支払わなければいけません。

無駄な出費を抑えるためにも、エアクッションで商品を覆わない
この部分をしっかりと押さえておきましょう。

商品の破損が気になる方は、商品と商品の間にエアクッションを
挟むようにしましょう。

こうしておけば、ある程度の衝撃を防ぐことができます。